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周術期センター

周術期支援センター

 九州大学病院に限らず、多くの急性期病院では手術数は年々増加しており、安全で効率的な周術期管理がより一層重要となっています。日本麻酔科学会を中心に、医師や看護師など他職種が連携して周術期管理の質の向上を目指す、“周術期管理チーム”構想が進んでいるのはご存知の通りです。この構想をもとに、九州大学病院では、“周術期支援センター”を開設しました。開設以来、センター長は外教授が務めており、麻酔科スタッフが中心に運営に携わっています。

周術期支援センターでの麻酔科医の主要な業務は、麻酔前診察です。これまで主に手術前日に麻酔前診察を行っていましたが、前日に問題点が見つかっても対処は困難であり非効率的でした。そこで外来患者に対する麻酔前診察を周術期支援センターで開始しました。開設当初、第一外科、第二外科、成人心臓外科患者を対象として診療を開始しましたが、その後少しずつ対象診療科を拡大、泌尿器科と耳鼻咽喉科患者も対象に加え、これら5診療科を対象として麻酔前診察を行っています。現在、毎日15人前後の診察を行なっており、受診者数は順調に増加しています。

外来での麻酔前診察時に、術前の循環器科や呼吸器科受診の必要性を判断、麻酔科から直接診療科に紹介しており、術前管理を適切に行うことができるようになっています。その他にも、患者の身体的精神的評価と麻酔・手術のオリエンテーション、不安の軽減(専任看護師と連携)、周術期の口腔ケアを確実に行い周術期感染症の減少に努める(周術期口腔ケアセンター)、手術前に中止すべき薬剤の確認を行い、確認もれによる手術中止や延期を防ぐ(薬剤師)、栄養状態が不良であれば外来栄養指導室に介入を依頼し、状態の改善に努める(管理栄養士)、など、患者を中心として、外科系医師、麻酔科医師、歯科医師、看護師、薬剤師、放射線部、事務など様々な職種が密に連携・協力しながら安全な周術期管理に努めています。

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