研修医の方へ

当教室の特徴

私たちは「侵襲と生体の調和を図ること」を大切にしています。

麻酔とは、手術という大きな侵害刺激に対する有害な生体反応を抑え、そこに生じる呼吸・循環・体液・代謝機能の乱れを予防あるいは是正する急性期医学です。端的にいえば侵襲と生体の調和を図ること、と定義されます。麻酔科医には、秒や分の単位で生命の限界に迫る、厳しい医療の実践が求められます。九州大学医学部 麻酔・蘇生学教室は、1962年の開講以来、多くの麻酔科医を育て、日本の麻酔科学の進歩に貢献してきました。本教室では、人の命と正面から向き合うプロフェッショナルを育成しています。決して楽な研修ではありませんが、患者のことを第一に考え、常に向上心を持つ医師を世に送り出したいと考えています。是非、我々の仲間になって、一流の麻酔科専門医を目指しませんか。

九州大学病院は、都道府県がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院として、福岡県・北部九州におけるがん診療の中核的役割を果たすだけでなく、国立大学病院で最多実施の臓器移植・骨髄移植をはじめ、ロボット支援手術、再生医療、遺伝子治療などの先端医療に取り組み、特定機能病院として高度な医療を提供しています。 年間手術件数は約1万件を数え、20部屋の手術室では全国最大規模の手術が日々行われています。その中には一般手術以外に、臓器移植手術(心臓・肝臓・腎臓・膵臓・角膜)、特殊な心臓手術(経カテーテル的大動脈弁置換術、補助人工心臓植込術)やロボット支援手術などの高度先進的外科治療も含まれます。そのような多岐にわたる手術の麻酔を数多く担当する中でも、調和・安全・責任を柱とした「医療の質」に重点を置いた研修を提供しています。特殊疾患の麻酔も数多く経験でき、その症例報告や臨床データを用いた学会発表・論文作成に関しても、経験豊富なスタッフが丁寧に指導しています。

大学病院だけでなく、福岡県内、特に福岡市内には多数の関連研修施設があります。それぞれ特徴的な関連病院で研修を行うことで、大学病院だけでは得ることのできない幅広い経験を積むことができます。例えば、福岡市立こども病院での研修は、他では経験できない小児複雑心奇形の麻酔を集中的に勉強することが可能です。こうした関連研修施設の多くは福岡県内に集中しているため、研修期間中は転居や環境の変化の心配なく研修に集中することができます。

定期的な勉強会、症例検討会、各種研究会の開催、最新の知見や技術の習得にも力を入れ、より高いレベルの専門医育成を目指しています。一方、和を重んじる気風から、教室主催の様々なレクリエーションも企画しており、オフタイムでのコミュニケーションも大事にしています。先輩後輩の隔てなく盛り上がることで「チーム」としての一体感の醸成に繫がるものと考えています。
全国的に高難度の手術件数が増えるとともに、麻酔科専門医の需要も増えていますが、已然その数は不足しています。

当教室でもさらに多くの仲間を増やす必要があります。女性医師の就業サポートに力を入れており、産休・育休をはじめとする様々なサポートを行なっています。今後も色々な形での就業サポートを模索し、「医師に選ばれる職場環境作り」にも力を入れていきます。
九州大学医学部 麻酔・蘇生学教室では、やる気溢れる将来の麻酔科専門医を募集しています。 是非、我々の仲間になって、一流の麻酔科専門医を目指しましょう。

麻酔科医随時募集
専門医取得後に当医局へ加入される先生も随時募集しています。勉強会や研修会に参加し、最新の知識、技術に触れて大勢の仲間と高いレベルの麻酔科を目指しませんか?現在は他県でも、将来は福岡で働きたい方などぜひ御連絡をお待ちしています。

入局者比率

男女
比率

男女ともに入局は続いています。安定したマンパワーの確保により、子育て中はもちろん、様々な就業形態が実現可能になり、より働きやすい環境を実現します。

  入局者数(人) 男性(人) 女性(人)
2009年度 8 5 3
2010年度 10 1 9
2011年度 8 1 7
2012年度 10 4 6
2013年度 10 5 5
2014年度 11 2 9
2015年度 15 5 10
2016年度 7 4 3
2017年度 10 5 5
2018年度 12 3 9
2019年度 15 9 6

出身大学
比率

年度により変動はありますが10名前後の先生方が毎年入局しています。
出身大学による大きな偏りはなく、多様性からの選択は進歩を生む原動力となっています。

  入局者数(人) 九大出身(人) 他大学(人)
2009年度 8 4 4
2010年度 10 4 6
2011年度 8 1 7
2012年度 10 3 7
2013年度 10 1 9
2014年度 11 3 8
2015年度 15 5 10
2016年度 7 1 6
2017年度 10 5 5
2018年度 12 0 12
2019年度 15 8 7
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