研修医の方へ

研修プログラム

標準的な研修実施計画例

初年度 専門研修基幹施設である九州大学病院で研修開始。他の研修連携施設と合わせて研修を行う。
2年度 研修連携施設で研修を行う。
3年度 研修連携施設で研修を行う。特に小児麻酔の研修として福岡市立こども病院での研修を行う。
4年度 九州大学病院で特殊な疾患や重症患者管理、関連分野の研修を行う。

専門医申請のための経験必要症例数

日本専門医機構が定める症例数

小児(6歳未満)の麻酔 25症例
帝王切開術の麻酔 10症例
心臓血管手術の麻酔(胸部大動脈手術を含む) 25症例
胸部外科手術の麻酔 25症例
脳神経外科手術の麻酔 25症例

上記の症例を含む600例以上の症例経験が必要

麻酔科専門医研修例(予定)

標準コ-ス

九州大学病院を中心に、九州医療センター、聖マリア病院、福岡こども病院、済正会福岡総合病院などの関連病院をローテーションする。

筑後地区重点コース

聖マリア病院を中心に、九州大学病院(6ヶ月以上)、高木病院の他、九州中央病院、済正会福岡総合病院などの関連病院をローテーションする。

北九州地区重点コース

JCHO九州病院を中心に、九州大学病院(6ヶ月以上)、小倉医療センターの他、関連病院をローテーションする。

専門医制度

専門医制度 認定組織 資格要件

麻酔科標榜医

厚生労働省

[資格要件]

指導病院における2年以上の麻酔専業経験あるいは300例以上の気管挿管による全身麻酔経験が必要。書類審査による。

麻酔科認定医

日本麻酔科学会

[資格要件]

厚生労働省認定の麻酔科標榜医を有する日本麻酔科学会正会員が申請することができる。2年間の認定施設での研修が必要。書類審査による。

麻酔科専門医

日本専門医機構

[資格要件]

3年以上の麻酔科専門医研修プログラムを修了することが必要。

麻酔科指導医

日本麻酔科学会

[資格要件]

麻酔科認定医を取得後、7年以上継続して麻酔関連業務に週3日以上従事していること。所定の書類審査による。

心臓血管麻酔専門医

日本心臓血管麻酔学会

[資格要件]

日本麻酔科学会の専門医であること。5年以上継続して日本心臓血管麻酔学会の会員であること。JB-POT合格者であること。心臓血管麻酔経験症例が申請年の4月1日から過去5年間に100症例以上あること。書類と試験による。

日本ペインクリニック学会認定医

日本ペインクリニック学会

[資格要件]

5年以上の日本ペインクリニック学会会員の経歴があり、1年以上の研修経歴があること。書類と試験による。

日本緩和医療学会専門医

日本緩和医療学会

[資格要件]

5年以上の緩和医療の臨床経験を有する者で認定研修施設において2年以上の緩和医療の臨床研修を修了していることが必要。書類と試験による。

日本救急医学会専門医

日本救急医学会

[資格要件]

3年以上の日本救急学会会員の経歴があり、3年以上の研修経歴があることが必要。書類と試験による。

集中治療専門医

集中治療医学会

[資格要件]

1年以上の集中治療専門医研修施設での勤務歴があり、連続して12週間以上の専従歴が必要。所定の研修経歴があることが必要。書類と試験による。

プログラム終了後大学院コース例

九州大学病院麻酔科専門研修プログラムへの途中加入について

様々な理由(夫や妻の異動に伴う勤務地の変更、親の介護のため等)で、プログラムの変更を検討されている方も是非御連絡下さい。中途での当プログラムへの編入も歓迎致します。

問い合わせ先
九州大学病院 麻酔科蘇生科 﨑村 正太郎
福岡県福岡市東区馬出3-1-1
TEL 092-642-5714 FAX 092-642-5722
E-mail masuika@med.kyushu-u.ac.jp
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